無職が固定費を削減できた理由

固定費削減と言っても、「面倒くさい」とか「効果薄そう」だったりで、実際に「やろう」と決断するには、なかなか至らないのではないでしょうか。


私も以前までそうでしたが、ここにきて固定費削減を実行しました。

もちろん「無職で収入がないから減らす必要があった」のも理由の一つですが、それ以上にある「きっかけ」があったからです。


おそらく無職じゃなかったとしてもやっていたでしょう。

いかに「無駄な支払い」をしていたか反省することとなりました。


目次

1. 自覚がないから厄介

固定費の問題の一番厄介なところは、「自分が無駄に固定費を支払っている」という自覚がないことです。

最初に契約する時こそ慎重になりますが、一度契約してしまうとあとは放置です。


そして時間とともに支払いを重ねていくほど、払うのが「当たり前」になってしまいます。

「本当は払う必要がないのに」です。


仕事や生活で忙しく、あらためて「必要なのか見直す」ことがなかなかないんですよね。


仮にちょっとでも「支払い見直そう」という気が起こったとしても、「料金の複雑さ」「解約料」「更新月」といった「企業の巧妙な罠」が輪をかけて働き「やっぱ面倒くさい。今度でいいや。」となってしまいます。


そしていつの間にか忘れて、また半年、1年、5年、10年と払い続けるのです。

2. 私を動かした「きっかけ」とは!?

しかし結果として、私は固定費をかなり削減しました。


そのきっかけとなったのが「怒り」「悔しさ」です。

ここでの怒りとは「企業への怒り」ではなく「自分への怒り」です。


「企業の思惑」に見事にハマり、無知のまま能天気にお金を垂れ流して過ごしていた自分への怒り、そして悔しさです。

消費者を囲い込む仕組み、その巧妙さには称賛すらしてしまいます。


ではどうやって自分の「能天気さ」に気付いたのか?


それはテレビを見なくなって、読書をしたりYouTubeを見るようになったことです。

ここでは話がそれるの多くは述べませんが、本やYouTubeはテレビと比べて、アクセスできる情報に偏りが少なく、忖度の少ない信用性の高いメディアだと感じています。


実際私は、本やYouTubeを通して、テレビだけ見ていた頃は知らなかった情報をたくさん知ることができました。


そこで得た知識が、自分の陥っている状況に気付かせてくれ、「自分への怒り、悔しさ」に繋がったのです。

そうなるともう固定費削減を実行するのは訳ありませんでした。

3. 気付いたら手遅れに!?企業の巧妙な仕掛け

では、実際どんな罠が「企業の素晴らしい知恵」によって仕掛けられているのか、少し例を見ていきます。


「最初の何ヶ月無料!」「月々たった◯◯円!」「今なら何%オフ!」

と、とにかく門戸を広げて、まず契約までこぎつけます。


そして契約したら最後、「そろそろ解約しようかな」と思ったときには次の言葉が待っています。


「何年縛り」「解約料」「更新月」


こういったものに悩まされたことはありませんか?


企業は顧客を逃さないために、意図的にこういう仕組みを作り上げています

そこで「うわ、面倒くさ」とか「今解約は損だから後で」と思ってもらえればそれでいいのです。


それでも解約する人はいます。

しかし、そのうちの何人か、おそらく実際にはたくさんの人が後回しに、中には日々の忙しさでその事自体忘れてしまうのです。


私は間違いなく後者として、解約を先送りにしてきた思い出がたくさんあります笑


気付いたときにはもう罠に深くハマって抜け出せなくなっていました。

そしてその間、「企業に毎月プレゼントをし続けた」のです。

4. 対処が早いほど損失は減らせる

この無駄な固定費への対処は、やはり早ければ早いほどいいです。

なぜなら、今ここで一度対処してしまえば、あとは基本的に放っておけば自動的に無駄な支出が減らせるからです。


固定費の中でどれが不要なのか、またはプラン変更などで減らしたりできるのか、一度真剣に向き合ってみることをお勧めします。


穴の空いたバケツに水は溜まりません。

それと同じで、頑張って働いて稼いだお金はその瞬間から「固定費という穴」から流れて出ていきます。


労働時間の何分か何時間かはわかりませんが、その時間は「穴からただ流れ出るお金」のために働いている、という事実。


悔しくありませんか?

私はそれを認識した時、悔しかったです。


もし同じように感じたのであれば、早めにバケツの穴を塞いでしまいましょう。

早ければ早いほど、水は溜まっていきます。

5. まとめ

やはり「自分が今こうした状況にハマっている」ということに気付けたのが一番大きいです。

だからこそ「怒り」「悔しさ」が生まれ、その感情が固定費削減の実行に繋がりました。


気付かなければ今も能天気に「企業にお金をプレゼント」していたでしょう。


しかし、まだ気付かないところで「それ」をしている可能性もあります。

なのでもっと知識を取り入れて、定期的に固定費は見直していこうと思います。


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