ようやく気づきました「知ること学ぶことの大切さ」
この言葉を聞いて何を感じますか?
考えるまでもなく「そんなの当たり前でしょ?」と、私はわかった気になっていました。
しかし、実際は「これっぽっちも」わかっていませんでした。
目次
1. なぜ「知ること、学ぶこと」が大切か
なぜ「知ること、学ぶことは大切」なのか、それは「無知」はこうなってしまうからです。
- つけ込まれる
- 体を壊す
- 出遅れる
- 不利な条件で戦う
私はこれまでの人生で、見事にこれらを体現してきました。
それぞれ紹介していきます。
1. 無知は「つけ込まれる」
私は消費税率の引き上げについて大賛成ではないが「やむを得ない」と思っていました。
それは自分が持っていた次のような印象からです。
- 高齢者の割合がどんどん増えていくので社会保障費も当然膨らむ
- 先進諸国と比べても圧倒的に消費税が低い
- 日本の1000兆円の借金を一人当たりに直すと800万円
だから「増税はしょうがない」と。
しかし、実際はこれらの事実だけをメディアに強調され、「しょうがない」と思うように仕向けられていただけなんです。
実際はそれ以外の事実もたくさんあります。
そして、それを知ると一気に「しょうがない」と思えなくなるのです。
それが次です。
- 消費税を増税したけど法人税は下がった
- 税負担の割合が企業から個人に移っただけ
- 低所得者ほど消費税の増税のダメージは大きい
- 消費税ばかりに光を当て、その裏で社会保険料が上がっている
- 国の借金は政府の国民に対する借金なので、「国民一人当たりいくら」という表現は不適切
こんなに知らないことがあったのかと、愕然としました。
能天気に「増税しょうがないよね」と思っていた自分を殴りたいと思いました。
例えば「せっかく消費税上げたのに法人税下げてるじゃん。それで全体の税収増やせるの?」とバカでもツッコミたくなります。
そんなツッコミをする間もなく消費税の増税は完了していました。
それが悔しいのです。
増税が「必要か?必要じゃないか?」以前の問題として、それを自分の中で考察すらできなかった自分が悔しいのです。
それもこれも「自分が何も知らなかったから」です。
「どうせおまえらはバカだから、無知だから、こうしとけば増税できるっしょ?」
と、まるで政府に言われているような気分です。
その期待通りに反応することしかできなかった自分がただただ情けない…。
無知は付け込まれます。
2. 無知は「体を壊す」
皆さん、牛乳は飲んでいますか?
カルシウムは足りていますか?
と、聞かれたら私はこう答えます。
「はい、もちろんです!」
「高校生の時から毎日500ml欠かさず飲んでいます!」
「なんたって健康にいいですから!」
「カルシウムも豊富だし、きっと私の骨は誰よりも丈夫ですよ!」
事実、私は食事のお供として、水分補給として、毎日欠かさず飲んでいました。
それもこれも「牛乳が健康にいい」というベースがあってのことでした。
しかし最近になって、衝撃の事実を耳にしました。
牛乳は人の体、特に日本人にとっては害である。カルシウムを吸収するどころか体内から奪われてしまう。
実際は、これが本当に正しいのかわはわかりません。
調べてみると、牛乳が健康に「良い」「悪い」の両方の意見が見られます。
しかし、仮に「牛乳は健康に悪い」が正しいのであれば私のやってきた習慣は恐ろしいですよね。
で、私はどうしたかというと…
牛乳を辞めました。
自分で色々調べてみた結果、現状は「健康に悪い」という側に私は説得力を感じたからです。
気になる方は自分で調べてみることをお勧めします。
もう一度言いますが、どっちが正しいかは分かりません。
ただ私は昔からの常識を全く疑うことなく盲信して行動していました。
そこに危うさを感じました。
そして、これは牛乳だけについて言えるのではありません。
食全般においてその可能性があることを知りました。
なので私は今、自分の食習慣を見直しています。
無知な故に、15年以上も「毎日牛乳を飲む」という習慣を続けてきたのです。
無知だとマジで体を壊します。
3. 無知は「出遅れる」
私は2年ほど前から生活にミニマリズムを取り入れています。
今日まで実際にやってみて、メリットしか感じておらず本当にやって良かったと思っています。
そして同時に、こう思いました。
こんなに素晴らしいなら「もっと早くから取り入れたかった」と。
しかし、ミニマリストに対する以前のイメージはこうでした。
「あの部屋に何もないやつだろ?あれの何がいいんだよ。」
正直ミニマリストについての知識は何もありませんでした。
にも関わらず勝手にイメージを作り上げて、敬遠していたのです。
しかし、いざミニマリストの中身についてちゃんと調べてみると、そのイメージは一気に逆転しました。
「こんな素晴らしい考え、やらなきゃ損だろう」
そこからすぐに取り入れ、今に至ります。
しかし、ミニマリズムという「言葉」を知ってから、その「中身」を知るまでに数年はかかっていました。
その分、出遅れました。
それは「ミニマリズム」を真に知らなかったからです。
無知は出遅れます。
4. 不利な条件で戦う
私は最近「楽天経済圏」に入りました。
金銭的な面で、色々と条件がいいからです。
では実際に、条件がどう良くなったか、それが次です。
以前 | 楽天経済圏 | |
---|---|---|
銀行の預金利率 | 0.001% | 0.1% |
楽天市場利用時の ポイント還元率 | 1% | 5% |
カード払い時の ポイント還元率 | 0.5% | 1% |
以前の方が明らかに「不利」ですよね。
これによって、何ら生活スタイルを変えることなく、今までと同じように消費するだけで節約ができるようになりました。
しかし「楽天経済圏」というものを知ったのは最近です。
知らない間、余分にお金を失っていました。
無知は「不利な条件」で戦います。
2. だから知る、学ぶ!
伝わったでしょうか?
私のように、無知は「付け込まれ」「体を壊し」「出遅れ」「不利な条件で戦う」という哀れな人生が待っているのです。
「弱みにつけ込まれない」ためには
「知らないうちに体を壊さない」ためには
「価値あるものに出遅れない」ためには
「不利な条件を避ける」ためには
「まず知ること」が必要です。
知らなければ、これらは実現しようがありません。
だから「知ること学ぶことが大切」なんです。
3. 自分の身は自分で守る
法律、社会のルール、常識は決して人を守ってくれるものではありません。
そこには利害関係による人々の思惑が混ざっており、欠陥だらけです。
なのでそこに甘んじていると足をすくわれます。
だから、自分で学んで、自分で知って、自分の身は自分で守る。
どうやらそれしかないようです。
4. 最後に
「知ること学ぶことは大切です」
最近になって、 アラフォーになって、ようやく、
ようやく...
この言葉の「本当の重み」を少し感じれるようになりました。
遅い!遅すぎる!!
しかし、60歳でも50歳でもなく「40歳で気付けたのだ」と、なんとか前向きに捉えて生きていきます。